迷える子羊 ~君と僕~
「野口、もういいぜ」



同じクラスの友達が声を掛けた。



「え?最後までやるっていう約束だし・・・」



「いいよ。



野口のおかげでかなり助かったから。



じゃ、がんばれよ!!」



肩を叩いて笑ってくれた。



なんかあの日からばらされて無いかと思いつつ



「ありがとう」



っと苦笑いしながら言って場所を離れる。





< 125 / 137 >

この作品をシェア

pagetop