迷える子羊 ~君と僕~
「友達は他の子と踊ってるし、



好きな人誘って



踊ってこれば言われたけどいないから」



「じゃあ俺と同じだ。



俺の友達は一生懸命アプローチしてるんですけどね」




「あ!それ、分かります。




友達もやっててついていけなくて」



「そうそう、ジンクスにのっとると



友達なんだけど・・・



って言っても聞いてくれなくて」



「プッ。なんか似たもの同士ですね」



「じゃあ、似たもの同士踊りますか」



彼女は俺が差し出した手に自分の手をのせた。




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