迷える子羊 ~君と僕~
「自己紹介はそこまでにして
谷川さんって好きな人いるの?」
ズキンとした。
いるって言われたらキツいぞ。
「ん〜どうだろ。
あの子はそういうの興味なさそうだし、
性格上そこまで親しい奴いないから
いないんじゃない?」
知らないのかよ!!
でもその言葉にホッとした。
「でも…余り期待しないほうがいいよ。
例え…」
「例え?」
「ううん。何でもない。
野口君、唯にメアド教えるから紙に書いて」
「あ、うん」
白波さんは何を言おうとしたんだろ。
谷川さんって好きな人いるの?」
ズキンとした。
いるって言われたらキツいぞ。
「ん〜どうだろ。
あの子はそういうの興味なさそうだし、
性格上そこまで親しい奴いないから
いないんじゃない?」
知らないのかよ!!
でもその言葉にホッとした。
「でも…余り期待しないほうがいいよ。
例え…」
「例え?」
「ううん。何でもない。
野口君、唯にメアド教えるから紙に書いて」
「あ、うん」
白波さんは何を言おうとしたんだろ。