迷える子羊 ~君と僕~
早川先生は警戒しながら



ゆっくりと扉へ向かっていった。



そしてまたガラッと音をたて勢いよく閉まった。



みんなまだ固まったままでいる。



俺もいまいち状況がつかめないでいる。



でも馬鹿な俺でもわかることがある。



早川先生がどこかに連れていかれたということ。



そして犯人は早川先生を使って



“何か”するということ……





< 65 / 137 >

この作品をシェア

pagetop