嘘日記〜私の日常〜
ジュースと赤色の関係
道を歩いていたら、とても喉が渇いた。
辺りを見回すと、お誂(アツラ)え向きに、自販機を見つけた。
(炭酸が飲みたいな)
お金を入れて、自販機内唯一の炭酸ジュースのボタンを押す。
『マジックサワー』の表示がデカデカとされている。
(あまり見たことが無いな…)
思いつつ、ラベルを確認すると、"何が起こるかお楽しみ♪"とキャッチフレーズが書かれていた。
(凝ってるな…)
プルトップをあけ、中身を飲み干す。
微炭酸が、渇いた喉に心地よく、程よい甘味の不思議な味がして、一気飲みしてしまった。
…10秒後。
「けふっ」(失礼)
それと共に、口から突然、赤い煙と某アラビアンナイトの物語の様な魔神が飛び出してきた。
(な、なに!)
驚きに固まっている私に向かい、魔神は次々と赤色の物を投げつけた。
ポスト等固くて重いものは幸いにも投げられ無かったけど、苺のかき氷・金魚・真紅のイランイランなパンティなんて、対応に困る…。
その外、ありとあらゆる赤色を投げた魔神は、仕上げに完熟トマトを私にぶつけて、出てきた時のように、あっという間に消えた。
私はドロドロのまま残された。
嘘だけど。
辺りを見回すと、お誂(アツラ)え向きに、自販機を見つけた。
(炭酸が飲みたいな)
お金を入れて、自販機内唯一の炭酸ジュースのボタンを押す。
『マジックサワー』の表示がデカデカとされている。
(あまり見たことが無いな…)
思いつつ、ラベルを確認すると、"何が起こるかお楽しみ♪"とキャッチフレーズが書かれていた。
(凝ってるな…)
プルトップをあけ、中身を飲み干す。
微炭酸が、渇いた喉に心地よく、程よい甘味の不思議な味がして、一気飲みしてしまった。
…10秒後。
「けふっ」(失礼)
それと共に、口から突然、赤い煙と某アラビアンナイトの物語の様な魔神が飛び出してきた。
(な、なに!)
驚きに固まっている私に向かい、魔神は次々と赤色の物を投げつけた。
ポスト等固くて重いものは幸いにも投げられ無かったけど、苺のかき氷・金魚・真紅のイランイランなパンティなんて、対応に困る…。
その外、ありとあらゆる赤色を投げた魔神は、仕上げに完熟トマトを私にぶつけて、出てきた時のように、あっという間に消えた。
私はドロドロのまま残された。
嘘だけど。