悲恋~歌姫HARUHI~
鏡にうつる私は・・・・
両親に感謝した。


自分を他人と思って鏡の中を
の覗き込む。



「キレイじゃん」


そして彼を思って歌う・・・


「うまいじゃん」



自画自賛・・・・・



父は、私の夢を尊重したけど
母が嫌がった。



「自由がなくなるのよ。
いつも人の目にさらされるの。
いいことばかりじゃない……
いろんなこと中傷をうけて
傷ついて・・・・
奈々子さんのように疲れて
事故で命を落としたり・・・」



「ママは悪いことばっか
考えるのね。」



私はヒロに近づければいい
ヒロが私を見てくれればいい



それだけなんだよ……
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