悲恋~歌姫HARUHI~
5・曇りガラス


仮面をつけるようになって
私のココロは曇りガラスから
外を見ている。


なぜこんなに晴れてる日にも
曇ってるんだろう



本当のココロを隠して
私はどんどん汚くなっていく


あの人を手に入れたい
あの人のそばにいたい
あの人に抱かれたい



そんなことばかり考えて
いつしか私のココロは
偽りの笑顔の裏で
悲しく泣いている



私を無視しないで・・・・




仮面をぬいだら笑顔を見せるのは
あなただけになってしまうのが
怖い私・・・・



なぜこんなに楽しい日も
ホントに笑えないから



真実を隠すために
私はうそつきの天才になる



あの人が抱いてくれたら
あの人がキスしてくれたら
あの人と一緒なら




そんな夢を見る時だけ
本当の私のココロは
温かい涙で
幸せ気分になる



私をアイシテ・・・・
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