悲恋~歌姫HARUHI~
その日は麻妃の誕生日だった。

麻妃の情報で、一日デートをする予定で
私に明日の洋服の相談や
どうしたらそれ以上に発展できるか

健気に質問していた。


その質問に天使の顔で答える
悪魔な私


「私の相談は絶対秘密よ。」
麻妃が笑う。



ふたりのスケジュールは確認済み



予定通り夕方からオフになった。



理輝に電話をする。


「もしも…」理輝が話ずらそうに出る



「今日もうあいたの。
会いたい、理輝の家に行くから
待ってて。」



「あ、今日は俺・・・・」



「え~しばらく会えないんだもん。
無理してあけたのに~」



「しばらくって?」


「一か月くらい。」
うそつけ~


「そんなに・・・・」
どうする?理輝・・・・・



「わかった・・・用事すませて
また連絡するから
ちょっと待ってて、待っててよ。」
慌てて理輝が電話を切った。


さ・・・どうするのかな
理輝くん~

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