悲恋~歌姫HARUHI~
ベット中でいつものように
理輝に抱かれた。


「理輝・・・なんかあったの?
今日はそれこそ荒々しいわ~」


「あのさ、麻妃と別れたから。」

予想しなかった早い展開


「もう、無理だもん。
俺さ、麻妃と付き合ったの春妃の代わりだった。
麻妃がつけてくる香水が
春妃の匂いだったから
でも今、こうやって春妃を俺のものにしたら
麻妃といる意味ってない。
だからハッキリ言ったから。
俺は、昔から春妃が好きだった。
おまえはその代わりだった。ってさ~」

理輝もだったんだ・・・・



「ストレートすぎるじゃない!?」
ジワジワ楽しみたかったから
急な展開に驚いた。


「春妃と付き合ってるのは
話してないから。
ただ好きだって言っただけ。
だから知らん顔しておいて。」


理輝はかなりシビアな子だと聞いていた。
私には甘えっ子で可愛い子にしか
思えないけれど
学校での理輝は全く
ま逆だった

帰ったら麻妃どういう態度なのかな


そう思いながら
理輝が私を選んだ優越感に浸る                                                                  
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