悲恋~歌姫HARUHI~
理輝とは別れられない


そう哀願した・・・・・。



ココロの悪が言う


嫉妬して・・・・・・




「もう少し時間がたってからでも
いいんじゃないのか?
理輝とおまえが本気なんだったら
よく話をしなさい。
ただ今は、自粛しなさい。
自分が望んだ道だろう?
それにかけて春妃にはたくさんの
スタッフの生活がかかっている。
わかるよね?」


ヒロは大きなため息をついた。


きっと呆れてる・・・・


「はい。
少し考えさせてください。」



私はそう言ってその場を
逃げるしかなかった。



愛する人の目を
まっすぐ見られない
後ろめたさだけを残して・・・・
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