悲恋~歌姫HARUHI~
家庭では孤独になった。


私の悪は、家庭で爆発し出す・・・・・


「おまえはいったい何を考えてる?」
父がとうとう怒りだす。


「理輝は中学生だ。
おまえは年上だろう?
どうして理輝なんだ?
これが世間にばれたら、もしも
ヒロが訴えればおまえは大変なことになる。」



「それだけ?
そんな娘がいたら
塾の経営者には大打撃ですもんね。
この絵に描いたような
大きな家も失っちゃうの。
可愛い麻妃が悲しんでるから
そんなはなしでしょ?」



「どうして
そんなこと…」

母が泣いた・・・・・


「あんなに仲良しだったのに・・・
麻妃は部屋にこもったままだし
あなたとは言葉が通じない・・・
申し訳なくてヒロに会わす顔がないわ。」



ヒロ
この名前を聞くと私も辛い


「あなたのこと分からなくなったわ。」
母の言葉にキレた。


「麻妃を理解しても
私を知ろうとしなかったくせに
分かるわけないでしょ?
あんたなんて母親失格だわ。」


父に頬を打たれて
ひっくり返った。

悪が暴れ出し
私自身もどうもできない状態だった。
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