悲恋～歌姫HARUHI～

ずっと片想いしてた年上の人


その人の後ろ姿だけ
盗み見しては長いためいきをつく


笑顔や考える横顔



ココロの中が
彼でいっぱいになって


彼女は切なさに涙を流す




子ども扱いしてばかりで



その人は彼女の気持ちに気づかない



気づいてほしくていろいろ


してみても彼には、ココロは届かない




うたたねする彼に触れる彼女



涙がしずくとなって

彼の体にこぼれおちる・・・・



寸止めのキスは彼の


息遣いを感じるだけ・・・・・



告白できない

勇気のない・・・・自分は



またいつものように


彼の後ろ姿を見つめている