黒猫眠り姫〔上〕[完]
うーんご飯食べるところまでは良かった
のですよ。今、頭に激痛が走り、だるさ
に倒れました。そんなんで、桐は大慌てで
病院に連絡して、湊は、ベットに連れてきて
くれ、体温計を渡してくれる。
「鈴?やっぱり風邪だね。」
「う~んそのようだね。激痛が・・」
「桐だねその原因は、」
「うん。うるさい。」
「桐少しは落ち着け。うるさいから。」
「でも~」
「うるさい。」
「わかった。」
しゅんとして静かになった。
「湊、今車用意してくる。」
「おお、頼んだ。」
それから、体温計の音と共に、
病院に行く準備も出来、桐の
車に急いで乗る。なぜか、湊におんぶを
されて。
やっぱり、湊の背中は温かくて、びっくり
するほど、落ち着いた。
頭の痛みも少し和らいだ。
車が発進さっること数分で病院についた。
夜9時ということで夜間診療のところだ。
「病院やだ。」
わがままを言ってみる。
「「だめ。行くよ。」」
二人揃った声と共に診察室へ行った。