私の歩く道
小学校
「っつーかまぢありえなくない??」


「わかるー、マヂキモいからー」



いっつも元気で、はしゃぎまくっている私。



暗いグループとは縁がなく、いつも明るく、流行のものが大好きだった。



でも、その顔は学校での顔。



放課後は、学校での顔を崩さないために、友達と遊びに出かけた。



そして、家に帰れば私の『本当の顔』に戻れる。



家に帰ると、おばあちゃんがでむかえてくれる。




お母さんはパートに出ている。



お父さんは自営業で、事務所にいる。



幼稚園のころから、家に帰ると一人ぼっちだった。



私には四人のお姉ちゃんがいます。


ですが、みんな年が離れていて、一番年の近いお姉ちゃんでも6歳離れています。



一番上とは11歳。




お姉ちゃんは中学で部活があり、その上のお姉ちゃんたちは、バイトや仕事に追われています。


いつも一人絵を描いていた。



絵が友達、見たいな生活だった。



漫画を読むのも大好き。


でも、学校での顔を保つために、今人気のお笑い芸人などもチェックした。





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