私の歩く道
でも、その位置にいることで不満は何一つなかった。
今思えば、皆よく私についてきてくれたなと。
授業でまとめるときも、構図は私が考え、それを皆が作ってくれる、そんな感じだった。
そんな皆が大好きだった。
優しくて、私が言うことには笑ってくれて、信頼できて。
その点、大人は大嫌いだった。
大人は皆と違って嘘をつく。
姉妹もそうだ。
だから、学校は好きだった。
5年のころはあんなに嫌いだったのに。
不思議だ。
ある日、学芸会の背景画を作ることになった。
背景がとなると絵を描く。
絵を描くのが大好きな私は率先してやりたかった。
その日、私は習い事があったので、その習い事の時間まで背景画を手伝うことにした。
屋上に広げられた大きな画用紙。
そこにスプレーや、ペンキで色をつけていく。
今思えば、皆よく私についてきてくれたなと。
授業でまとめるときも、構図は私が考え、それを皆が作ってくれる、そんな感じだった。
そんな皆が大好きだった。
優しくて、私が言うことには笑ってくれて、信頼できて。
その点、大人は大嫌いだった。
大人は皆と違って嘘をつく。
姉妹もそうだ。
だから、学校は好きだった。
5年のころはあんなに嫌いだったのに。
不思議だ。
ある日、学芸会の背景画を作ることになった。
背景がとなると絵を描く。
絵を描くのが大好きな私は率先してやりたかった。
その日、私は習い事があったので、その習い事の時間まで背景画を手伝うことにした。
屋上に広げられた大きな画用紙。
そこにスプレーや、ペンキで色をつけていく。