私の歩く道
「みくのー!!スプレーとってきてー!!」



「りょうかーい!!」



私は走って赤いスプレーを取りに行った。



手を伸ばしたとき、横から手が伸びてきた。



まるでドラマのようなシュチュエーション。




「あ、つかう??」



彼だ。


さっきまでいなかったはずなのに…




「う、うん」


「いいよ、先使って。」



彼の懐かしい声。



6年になってから一度も話したことはなかった。




「っつーか、さっきいなかったよね??」




「あぁ、帰ってからきた。」




彼は一度家に帰ってからきたらしい。













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