先生、恋シタ
__新学期
―松永 さくら―

あの人に出会ったのは、
始業式だった。
最初は興味すらなかった。

始業式のため体育館に行く途中に
親友の長谷部 真梨が
少し興奮気味に言って来た。

「今日から来る代理の先生、若いし超格好良いんだって♪」

「ふーん……」


「何それー!!少しは興味持ってよー。」


少しふてくされ気味な真梨を見て私は微笑んだ。

この時はまだ興味何てなかった。

< 1 / 7 >

この作品をシェア

pagetop