あなたがいた季節
『会社、危ないんだ、、、』

『え?』

『ここ最近、
赤字なのはさ、
知ってるょな?』

『はい。一応。』

『もう、ダメかも
しれないんだ。』

『でも、、、』

悲しそうな
祐次さんの顔を見たら、
その次に続く言葉を
言えなくなっていた。
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