あなたがいた季節
『祐次さん、、、』

『ん?』

『あたしも好き、、、』


あー、
まただ。

また、
祐次さんに
丸め込まれちゃった。


『祐次さん、』

『ん?』

『帰らなきゃ。』

『あぁ。』

『最後に、、、』


ちゅっ。

『帰るか。』

そう言って、
微笑む祐次さんは、

やっぱりずるい。
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