あなたがいた季節
『紗稀さ-、』

『ん-?』

『何で彼女いないの?』

『ん-、
別に理由ない。』

『好きなやつも?』

『ん-、微妙。』

『微妙って、、』

『じゃ-俺は?』

急過ぎて、
どう答えていいか
分からなくて、

声が出せなかった。

< 64 / 68 >

この作品をシェア

pagetop