あなたがいた季節
『祐次さん?』

『なに?』

『いい加減、
鬼みたいに
仕事させるの
止めてくれませんか?』


『こうでもしなきゃ
紗稀と2人きりに
なれないじゃん。』


後ろに感じる
このぬくもりにも
ようやく慣れてきた。

もうこの関係が
始まってから、
1年が経った。
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