心霊写真 ポコペン
403
「おい、信也。知ってる?」
俺のところに、重樹がやって来た。こいつは変わった事が大好きだ。今日も何か
面白いものを見つけて来たに違いない。
「知ってる?って、何が?」
「心霊写真だよ。心霊写真。」
「なんだ、また、それか。飽きないね。」
「なんだよ、その言い方。見たくないのかよ。」
重樹はふてくされた。
「だって、この間だって凄い、凄いって言う割にはたいした事なかったじゃない
か。」
「ばっかだなぁ~。今度は違うんだよ。なぁ、これから見に来ないか?」
重樹の誘いを断るのは勿体無い。なぜなら、重樹の家に行くと、必ずおいしい
ケーキにありつけるのだ。
「わかったよ。行くよ。」
俺は席を立った。
「“心霊写真” “ポコペン”と。」
重樹はGoogleにそう入力した。
「 なんだよ、“ポコペン”って?」
「さぁ、こうやって検索しろって言われただけだからな。あった、あった。これ
だ。」
検索結果の一番上にあったのをクリックした。
「え、何これ?」
画面は真っ白だ。いや、そこに小さな文字が書いてあった。
“403エラー このサイトは一人の時しか閲覧出来ません。”
「二人いるから、見れないって事?」
「そうじゃない?なんか、気味悪いな。」
普通のサイトなら、人数なんて関係ない。なのに、このサイトは見れない。どう
してだろう?
「この403って数字は何なんだろう?」
今度は“403”で検索してみた。わかったのはアクセス禁止って事らしいことだ。
二人いるから、見れないってのは正しいらしい。
「しかたない。帰るよ。」
真っ白な画面を見てても、意味がない。俺は家に帰った。
俺のところに、重樹がやって来た。こいつは変わった事が大好きだ。今日も何か
面白いものを見つけて来たに違いない。
「知ってる?って、何が?」
「心霊写真だよ。心霊写真。」
「なんだ、また、それか。飽きないね。」
「なんだよ、その言い方。見たくないのかよ。」
重樹はふてくされた。
「だって、この間だって凄い、凄いって言う割にはたいした事なかったじゃない
か。」
「ばっかだなぁ~。今度は違うんだよ。なぁ、これから見に来ないか?」
重樹の誘いを断るのは勿体無い。なぜなら、重樹の家に行くと、必ずおいしい
ケーキにありつけるのだ。
「わかったよ。行くよ。」
俺は席を立った。
「“心霊写真” “ポコペン”と。」
重樹はGoogleにそう入力した。
「 なんだよ、“ポコペン”って?」
「さぁ、こうやって検索しろって言われただけだからな。あった、あった。これ
だ。」
検索結果の一番上にあったのをクリックした。
「え、何これ?」
画面は真っ白だ。いや、そこに小さな文字が書いてあった。
“403エラー このサイトは一人の時しか閲覧出来ません。”
「二人いるから、見れないって事?」
「そうじゃない?なんか、気味悪いな。」
普通のサイトなら、人数なんて関係ない。なのに、このサイトは見れない。どう
してだろう?
「この403って数字は何なんだろう?」
今度は“403”で検索してみた。わかったのはアクセス禁止って事らしいことだ。
二人いるから、見れないってのは正しいらしい。
「しかたない。帰るよ。」
真っ白な画面を見てても、意味がない。俺は家に帰った。