オマエは俺の物

俺からの愛受け取れよ?

プロポーズ大会まであと3日となった今日。
2人だけの生徒会はやっぱり忙しかった。
でも、澪先輩がいるから愛の楽園だった。
こんなつまんない仕事も、メチャメチャ楽しい!

「しっつれいーしまあす!」
「桜井先輩!榊先輩!坂野先輩!」
「肩書きだけど、やっぱ手伝うぞ!」
先輩たちはそういって仕事を片付けてくれた。
あたしも必死になって山積みの仕事を片付けた。
澪先輩とはときどき目があって、意地悪な笑顔をされた。


「ありがとうございます!助かりましたー!」
あたしは心から御礼をした。
そんなあたしの頭を後ろからたたいてきた澪先輩。
「なんですかああああああああああ!」
頭を抑えて怒鳴った。
「俺の女なんだろーが。気軽に男と話すな。」
命令口調だった。でもその言葉の中に、うっすら照れがあって・・・
それに気づけたあたしは舞い上がっていた。
「ヒュー暑いね!俺らやっぱいちゃだめだった?」
「だな。いくぞ。」
「どーぞ!エッチなコトしちゃってくださーぃ!」

先輩達は次々にあたしたちを冷やかし、
早々と生徒会室から出て行った。
「どうすんの?やんの?」
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