オマエは俺の物

「「は？そんだけ？」」

そんだけですけど！
と反発しながらも、やっぱりメールを送った。

「「そうですけど！明日予定ありますか？」」

次のメールでデートに誘おうと決めた。
返信が早い澪先輩からはすぐにメールが来た。

「「ない」」

よっしゃ！
ガッツポーズして、ニコニコしながらメールを打った。

「「明日、一緒にどっかいきませんか～？」」

オッケーメールを祈って携帯を握りしめた。
～♪♪♪
携帯が鳴って、ドキドキながら受信ボックスの最新メールを開いた。

「「いいよ」」

目をまんまるにして、ベッドに立ち上がってジャンプした。
「やったーデート！デート！デート！」
抱き枕もギューってした。
嬉しい気持ちでいっぱい！

「「では、明日１時にヒマワリ公園で！」」

明日のメールを送ってすぐにタンスに走って、服を選び出した。
「これかなー？うーん。可愛らしさがなあ。」
一人ファッションショーを始めた。
明日、超楽しみ！