オマエは俺の物
夏休み初日は麻実姉ちゃんとショッピング。
姉ちゃんはカッコイイし憧れだからよく参考になる。
すっごく楽しみ!!
・・・でも暑いよお。
自転車で1時間くらい。
麻実のお気に入りの服専門店に来た。
赤いチェックの店内はレトロな感じもあって可愛い。
店員さんもオシャレで期待できそうだった。
「わあ!可愛いね!」
あたしが声を上げると、麻実は迷惑そうになんか一切せずに笑っていた。
優しいなあ。
「亜実。この服なんてどうかなあ?」
麻実が優しい笑みで進めてくるのは可愛らしいフリルがついた女の子らしい服だった。とっても可愛いしあたしも着てみたいと思うけど・・・似合う自信がない。
麻実なら似合うかもしれないけれど、こんなガサツなあたしが着ても・・・。
どうしてもマイナス思考になってしまった。
「姉ちゃんゴメン!それはいいや・・・。あたし今は黒系が欲しいんだ。あるかな!」
そういって避けてしまった。
麻実に進められた服を素直に喜べない。
麻実に悪い気がして悲しい。
でも麻実はいっつもこういってくれる。
「亜実の好みじゃなかった?ごめんね。次は見つけるから!」
・・・余計悪い気がしてきたよ。
「姉ちゃん姉ちゃん!あたし水着が欲しいの!」
思い切って言ってみた。
実は、澪先輩と海に行きたいという願望があった。
どうせいくならおニューの可愛い水着がいい。
麻実に選んで欲しいな。
姉ちゃんはカッコイイし憧れだからよく参考になる。
すっごく楽しみ!!
・・・でも暑いよお。
自転車で1時間くらい。
麻実のお気に入りの服専門店に来た。
赤いチェックの店内はレトロな感じもあって可愛い。
店員さんもオシャレで期待できそうだった。
「わあ!可愛いね!」
あたしが声を上げると、麻実は迷惑そうになんか一切せずに笑っていた。
優しいなあ。
「亜実。この服なんてどうかなあ?」
麻実が優しい笑みで進めてくるのは可愛らしいフリルがついた女の子らしい服だった。とっても可愛いしあたしも着てみたいと思うけど・・・似合う自信がない。
麻実なら似合うかもしれないけれど、こんなガサツなあたしが着ても・・・。
どうしてもマイナス思考になってしまった。
「姉ちゃんゴメン!それはいいや・・・。あたし今は黒系が欲しいんだ。あるかな!」
そういって避けてしまった。
麻実に進められた服を素直に喜べない。
麻実に悪い気がして悲しい。
でも麻実はいっつもこういってくれる。
「亜実の好みじゃなかった?ごめんね。次は見つけるから!」
・・・余計悪い気がしてきたよ。
「姉ちゃん姉ちゃん!あたし水着が欲しいの!」
思い切って言ってみた。
実は、澪先輩と海に行きたいという願望があった。
どうせいくならおニューの可愛い水着がいい。
麻実に選んで欲しいな。