オマエは俺の物

愛のプロポーズ!

白いショートパンツに黄色のTシャツ。
そして中にはあの水着。
あたしはドキドキしながら海へ出かけた。

ケチな澪先輩は「現地集合」とか言い出して1人で指定された海へ行った。
さわやかな風がほんの少し当たって気持ちいいけど、
さすが夏・・・暑い。
付近に木の家があった。
小さくて可愛らしい。
澪先輩は来ないし、なんとなく行ってみようと思った。
ガチャ
ドアを開けると音楽が流れていた。
外国の音楽っぽい感じ。
なんかオシャレでドキドキした。
中にもっと入りたくて受け付けをしたら変な手紙を貰った。

「「2階の107号室に来い。」」

は?と思ってあたしはその手紙を捨てようとしたが、
それも面倒なのでポッケにしまった。

モーツァルト直筆の楽譜。
シューベルト使用していたものと同じピアノ。
音楽パレードだった。
すごいなあ。
テンションがあがってきた。
2階に上がるとすぐにあったのが107号室だった。

「「入れ」」

と書いてあった。
もしかしたら澪先輩?
とも思って中に入るコトにした。
< 37 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop