白の世界
井の頭公園とは反対側の、駅の近くに、一輝のバイク、YAMAHAのSRは止めてあった。
昼間に、FISH WIFEのボーカルの憲次と原宿に洋服を見に行ってきたらしく、ちょうどヘルメットも二つあったので、あたしたちは一輝のバイクで部屋に行くことにした。
一輝の部屋は、、吉祥寺と三鷹の間くらいの場所にあるのだと思うのだけど、バイクで走ってると方向感覚が全くわからない。
途中コンピニでビール、ヨーグルト、カップラーメンなどをランダムに買っても、15分かからないで部屋にたどり着いた。
一輝の住んでいるアパートは、比較的綺麗な外装で、道路側にある出窓が印象的だった。
一輝の部屋は1階の一番端。
「散らかってるけど、どうぞ。」
「おじゃまします。」
あたしは少し、緊張し、声がうわずりながら、はいていた白いラバーソールを玄関でそろえた。
上がってみると、男子の一人暮らしには少し大きいキッチンが目に付き、その横手に部屋の扉がある。
少し立て付けが悪いのか、ギギっと音を立てて扉を開けて中に入る。
中も意外に広くて、8畳くらいあるように思えた。
ギターが数本、アンプや、キーボードがばらばらと置いてあって、壁にはハードコアにレコードが飾ってあって、想像していたとおりの部屋だったので、なんだか安心してしまった。
昼間に、FISH WIFEのボーカルの憲次と原宿に洋服を見に行ってきたらしく、ちょうどヘルメットも二つあったので、あたしたちは一輝のバイクで部屋に行くことにした。
一輝の部屋は、、吉祥寺と三鷹の間くらいの場所にあるのだと思うのだけど、バイクで走ってると方向感覚が全くわからない。
途中コンピニでビール、ヨーグルト、カップラーメンなどをランダムに買っても、15分かからないで部屋にたどり着いた。
一輝の住んでいるアパートは、比較的綺麗な外装で、道路側にある出窓が印象的だった。
一輝の部屋は1階の一番端。
「散らかってるけど、どうぞ。」
「おじゃまします。」
あたしは少し、緊張し、声がうわずりながら、はいていた白いラバーソールを玄関でそろえた。
上がってみると、男子の一人暮らしには少し大きいキッチンが目に付き、その横手に部屋の扉がある。
少し立て付けが悪いのか、ギギっと音を立てて扉を開けて中に入る。
中も意外に広くて、8畳くらいあるように思えた。
ギターが数本、アンプや、キーボードがばらばらと置いてあって、壁にはハードコアにレコードが飾ってあって、想像していたとおりの部屋だったので、なんだか安心してしまった。