白の世界
裕典
あたしには、裕典、という幼なじみがいる。
裕典とは、幼稚園の頃からの付き合いで、なんとなく気が合って、気づくと裕典は、いつも側で微笑んで居てくれる。
誰からも好かれる性格で、少しだらしないところがあって、マイペースなのだけど、ほんとにいいやつだから、あたしも辛いときとか、寂しいときとか、自分が満たされてないときは、いつも頼ってしまうのだ。
裕典も、音楽が好きで、ギターをひいている。
といっても、バンドはメンバーとの関係が面倒、といって、もっぱら、一人で家でひいているのだが。
あたしのギターの先生は、実は裕典だ。
「少しは、弾けるようになってきたね。ただ、パワーコードしか出来ないのは卒業した方がいいと思うよ。
「だって、使わないもん、難しいコードとか。」
「これじゃあ、上達するものもしないよな。教え甲斐ないの〜。」
「いいのいいの、難しいことなんてやろうと思ってないもん。それより、今度ライブ見に来てよ〜。」
「時間あったらね。なかなか時間合わないし。」
こんな話しを、自由に出入りしている、川崎にある裕典の部屋でしているのだ。
彼はローディが本職なので、cherry coke highのメンバーとも、仲は良く、たまにスタジオに来て、音を作ってくれたりセッティングをしてくれたりする。
裕典とは、幼稚園の頃からの付き合いで、なんとなく気が合って、気づくと裕典は、いつも側で微笑んで居てくれる。
誰からも好かれる性格で、少しだらしないところがあって、マイペースなのだけど、ほんとにいいやつだから、あたしも辛いときとか、寂しいときとか、自分が満たされてないときは、いつも頼ってしまうのだ。
裕典も、音楽が好きで、ギターをひいている。
といっても、バンドはメンバーとの関係が面倒、といって、もっぱら、一人で家でひいているのだが。
あたしのギターの先生は、実は裕典だ。
「少しは、弾けるようになってきたね。ただ、パワーコードしか出来ないのは卒業した方がいいと思うよ。
「だって、使わないもん、難しいコードとか。」
「これじゃあ、上達するものもしないよな。教え甲斐ないの〜。」
「いいのいいの、難しいことなんてやろうと思ってないもん。それより、今度ライブ見に来てよ〜。」
「時間あったらね。なかなか時間合わないし。」
こんな話しを、自由に出入りしている、川崎にある裕典の部屋でしているのだ。
彼はローディが本職なので、cherry coke highのメンバーとも、仲は良く、たまにスタジオに来て、音を作ってくれたりセッティングをしてくれたりする。