花びら
帰り道

「これ誕生日プレゼント」

そう言ってキレイに包装された小包を保岡サンが渡してくれた

「ありがとうございます。開けていいですか?」

照れながら頷く保岡サン
私はまだちゃんと答えを出していない…
包みを開けるとそこには可愛らしいシルバーのブレスレットがあった
どんな風に選んだのかと考えると笑ってしまう
嬉しくて顔が緩む
私はこの人が好きだと思う

そう彼の気持ちにちゃんと応えられると思う
< 15 / 65 >

この作品をシェア

pagetop