花びら
あの日から朝練で恭介と話すようになった
恭介はバスケ部で朝は毎日グランドを走っている
「おはよう。今日瀬尾さん遅くない?」
ニヤニヤしながら恭介が笑う
「寝坊したぁ~」
私はそう残してダッシュで部室に向かった
恭介はとてもモテた
バスケ部のエース
放課後の体育館は黄色い声が響く
今までは全く気にならなかったのに…
その全ての声は恭介に向けられていた
「南く~ん頑張ってね」
私はただ見つめてた
半分はバドミントン部が使っていたからネット越しに見ていた
6月 中間テストが終わった日
友達の紗耶香としゃべっていた時
紗耶香がふと窓の外で恭介を見つけた
「南くん本当にモテるねぇ。あれ2組の長澤さんでしょ?」
そこには恭介と女の子がいて何か話していた。
どうみても告白だった。恭介が何かしゃべっている声が聞こえる。恭介が顔を上げて目があった。
女の子は走り去っていった。
「断ったみたいだねぇ~モテるなぁ」
そんな話を紗耶香としていたら声をかけたれた。
「瀬尾さん…ちょっといい?」
クラスメイトの大野くんだった。
キョトンとする私に紗耶香が言った
「里緒菜、私ゆうきが来たら帰るね」
「え…あうん。分かった」
そして大野くんと教室を出ようとして入ってきた恭介とぶつかった。
「わっ、ごめん瀬尾。見えなかった!!」
「失礼な!!」
そう言って私は大野くんの後ろをパタパタとついて言った。
恭介はバスケ部で朝は毎日グランドを走っている
「おはよう。今日瀬尾さん遅くない?」
ニヤニヤしながら恭介が笑う
「寝坊したぁ~」
私はそう残してダッシュで部室に向かった
恭介はとてもモテた
バスケ部のエース
放課後の体育館は黄色い声が響く
今までは全く気にならなかったのに…
その全ての声は恭介に向けられていた
「南く~ん頑張ってね」
私はただ見つめてた
半分はバドミントン部が使っていたからネット越しに見ていた
6月 中間テストが終わった日
友達の紗耶香としゃべっていた時
紗耶香がふと窓の外で恭介を見つけた
「南くん本当にモテるねぇ。あれ2組の長澤さんでしょ?」
そこには恭介と女の子がいて何か話していた。
どうみても告白だった。恭介が何かしゃべっている声が聞こえる。恭介が顔を上げて目があった。
女の子は走り去っていった。
「断ったみたいだねぇ~モテるなぁ」
そんな話を紗耶香としていたら声をかけたれた。
「瀬尾さん…ちょっといい?」
クラスメイトの大野くんだった。
キョトンとする私に紗耶香が言った
「里緒菜、私ゆうきが来たら帰るね」
「え…あうん。分かった」
そして大野くんと教室を出ようとして入ってきた恭介とぶつかった。
「わっ、ごめん瀬尾。見えなかった!!」
「失礼な!!」
そう言って私は大野くんの後ろをパタパタとついて言った。