LoveLetter
その日私の大好きなハンバーグを作ってくれた!
「あーやっぱりママのはおいしい♪」
「マユも料理は上手よ〜」
「う〜んでもこの味にはならないんだよなぁ」
「じゃあ今度教えてあげる!大きくなったらヒナに食べさせてあげないとね♪」
「そーだね♪」
ピピピ〜♪
ケータイが鳴る。
着信[トシ]
「あっ、トシだ。」
私は電話にでた。
「はいもしもし!」
「あっ、俺だけど。。」
「。。うん、元気?」
「。。いやぁこんな感じ」
トシはあれ以来、仕事にも行けないくらい落ち込んでいた。
「。。そっかぁ」
「。。。マユは?」
「私は。。ヒナがいるから毎日忙しくてさぁ。。」
「そっか。なぁ?明日ちょうと会いに行ってもいい?」
「うん、今実家だから明日の夜なら大丈夫」
「わかった。じゃあ。」
「うんバイバイ。。」
元気のない声。
トシ、大丈夫かな。