ひなたぼっこ~先生の、隣~

先生も運転席に乗ると、すぐに車が走り出した。

泰葉は慌ててシートベルトをつける。





「…先生」






話し掛けても、先生は黙ったまま運転に集中している。






泰葉は俯き、車がどこかに到着することを待つことにした。






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