ひなたぼっこ~先生の、隣~


どこの水槽も、人がたくさんでよく見えない。



だけど、先生と手を繋いで一緒に居るだけ幸せを感じられる。







「イルカショーだって。見に行く?」


先生が通路に置いてあった看板を指差して言った。



「行きたいです」




「よし!行くぞ」





それにずっと、先生が手を引っ張ってくれる。



それがすごく安心する。






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