ひなたぼっこ~先生の、隣~



「…引っ越しのことは、お母様からお伝えするのがいいと思います」



「そうですよね」



「もし、何かありましたら私もフォローをしますので」



「本当に…ありがとうございます」






深く頭を下げ、麻生の母親は帰って行った。








「ふぅ…」





一人になった準備室で溜め息をつく。






ソファーに寝っ転がり、天井を見つめる。







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