ひなたぼっこ~先生の、隣~
会議室内には、学年主任と高橋先生。
それに…
教頭先生と校長先生。
「…さっき、麻生という生徒の母親が謝りに来たよ」
校長先生が話す。
「そうですか…」
「"高橋先生にご迷惑をおかけしてしまった"と、ひどく気にしてられた」
「…」
「今回のことは、事情が事情です。大目に見てあげたいところですが…」
「…わかっています」
「そうですか。なら、話が早い」
わかっているってー…?
「高橋先生には、今回の責任をとってこの学校を辞めていただきたい」