『妄想物語』
冷たい雪が落ちては溶ける地面を見つめて◇◇を待つ。
メールの返信すらもなくて、どうしたらいいのか分からずぼーっとしていた。
隣のベンチに可愛らしい女の子が座った。
小さな体を丸めて誰かを待ってるみたいだった。
すると彼女の携帯が鳴った。
画面を確認すると嬉しそうに笑った。
その後私の携帯もなった。
◇◇からだ。
【今から公園行く。
メリークリスマスくらい電話とかメールでいいんじゃない?(笑)
でも嬉しいから行くわ♪】
私は隣の彼女と同じようにメールを確認して思わず嬉しくて笑った。