天使のような悪魔な?!恋人
そして、空しく時間だけが過ぎていって
放課後になった。


ァタシは
雨沢 彩雅が教室に来るのを
待っていた。


どこに連れてかれるんだろう。
まさか、変なところじゃ
ないでしょうね?!

そんなことを
考えてると
後ろのトビラから
笑い声が聞こえた。


「なに百面相してんだよ(笑っ」


「えっ??い、いつからいたの??!!」
顔が熱くなっているのが
自分でも分かるくらいだった。


「10分くらい前からかな。
やっぱり飽きないよ。
ずっと見てたかったのに。」

優しく笑う彼に一瞬
ドキッとしたけど


「年上をからかわないで!!」

それを悟られたくなかった
ァタシは思いっきり
顔をそらした。

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