天使のような悪魔な?!恋人
「で、どこ行くの??」

話を変えるために
聞いてみたけど
まだ笑ってるし、


「あ、あぁ。
とりあえず駅のほうに
行こうよ。それから
考えればいいだろ。」


ということになって
2人で駅まで歩くことになった。

でも、自転車が間にあるおかげかな、
絶妙な距離感で歩くことができた。

駅に着くまでの間
雨沢君はいろんな話を
してくれた。
これが以外にも
面白くって気がついたときは
彼の話術にハマッていた。


あっという間に駅について
自転車を駐輪場に預けてから
ブラブラ歩くことにした。


買い物したり
アイスを食べたりして
なんだかカップルみたいなんですけど!!

なんて気にしない、気にしない。


「なぁ、こうやって
歩いてると俺らって
付き合ってるように
みえるだろ??」

そういってニヤッと
笑うこの男。


「そんなことないんじゃない??」


冷静に言ってみたけど
内心、図星だったから
ドッキドキなのよ!!

「それにしたら顔
真っ赤だぜ??
なに考えてんだよ(笑っ」


悔しいぃぃぃ。


なんで年下に
主導権握られてんのよ?!

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