ばーか、だいすきだよ。
■変わるもの
朝。気持ち良い風が吹く。
ああ、春だからかな。
この穏やかな空気は、正真正銘、春のもの。
「っちーーーーさーーーー」
バタバタ。朝から慌ただしいな。
「お、おはよう!ゆんちゃん!」
…わたしは一瞬、言葉を失う。
「…ちっさ。どした?顔色悪いよ??」
朝一番に見たちっさの顔は、驚く程真っ青で。
本人は何も言わないけど、苦しそうなのが分かる。
「ち、千歳さん…千歳さんは?」
千歳(titose)さんてゆうのは、ちっさのお母さん。
美人で気立てが良くって…
なーんて説明してる場合じゃないしっ!!
もし…もしちっさの病気の進行が進んでるんなら・・・
そう思っただけでも体の震えが止まらない。
恐い。ちっさを失うなんて、考えるだけで。恐い…。
「大丈夫、大丈夫。ほんとに、平気だから…」
そう言ったちっさの顔は、ほんとに真っ青。
「でも、駄目だって。悪化しちゃうかも…」
恐い。ただひたすら、恐い気持ちがわたしを支配する。
「今日は学校休んだ方が絶対いいって!!」
「だめ!行く!絶対行くから!」
ああ、春だからかな。
この穏やかな空気は、正真正銘、春のもの。
「っちーーーーさーーーー」
バタバタ。朝から慌ただしいな。
「お、おはよう!ゆんちゃん!」
…わたしは一瞬、言葉を失う。
「…ちっさ。どした?顔色悪いよ??」
朝一番に見たちっさの顔は、驚く程真っ青で。
本人は何も言わないけど、苦しそうなのが分かる。
「ち、千歳さん…千歳さんは?」
千歳(titose)さんてゆうのは、ちっさのお母さん。
美人で気立てが良くって…
なーんて説明してる場合じゃないしっ!!
もし…もしちっさの病気の進行が進んでるんなら・・・
そう思っただけでも体の震えが止まらない。
恐い。ちっさを失うなんて、考えるだけで。恐い…。
「大丈夫、大丈夫。ほんとに、平気だから…」
そう言ったちっさの顔は、ほんとに真っ青。
「でも、駄目だって。悪化しちゃうかも…」
恐い。ただひたすら、恐い気持ちがわたしを支配する。
「今日は学校休んだ方が絶対いいって!!」
「だめ!行く!絶対行くから!」