透明な私
いつの間にか
上司の誘いを断り
佐藤さんと会う時間が
増えた。
いつも通り、
仕事を終えた後に
佐藤さんとご飯に行く為
佐藤さんの車に乗った。
“今日は新しくできた
店に行こっか。”
そう言い車を走らせた。
新しいお店やらは
親しみやすい感じで
いいお店だった。
帰りに駐車場で車に
乗ろうとした時に、
愛菜を見つけた。
愛菜は私が気づく前に
気づいてたみたいで
こっちに向かって
歩いてきた。