空-sora-
鈴音は授業中ずっとニヤけてて、先生に気持ち悪いって突っ込まれてた








でも、ほんとよかった




鈴音が幸せそうで

















『で、どういう展開?』






カラン、と氷が溶けた音がした






「えーとね、カラオケの後、陸ん家に言って、いい感じになって、あたしが告った」







鈴音は落ち着きがない様子で、さっきからずっとミルクティーをかき混ぜている







「そーいう、光那はどうなの?



昨日智希君といい感じだったじゃん



何かなかったの?」








動揺を隠すように鈴音があたしに話を振ってきた






『あたしは別に何もないよ



家までおくってもらっただけだし』
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