アイスクリーム

したんだ…未来さんとキス…。

「未来さんのこと好きなの?」

「好きじゃない…でも仕事だからしなきゃいけないんだ。」

「仕事でも!…仕事でも…しちゃいけないこともあるよ…」

…残念だった。あたし、雪斗のこと好きじゃなくなってきちゃったかも…。
もっといい仕事してほしい。確かに時給?は高いかもだけど…

「もう11月か…寒いな。厚着しよう。コンビニいってくる」

「…」

あたしは彼と口をあまり聞かないことにした。
でも体は反応してしまう。

ぎゅう…

コートの裾を掴んだ。手が勝手に…

「…どうした?」

「わからない…行ってほしくないのかな」

「…そうか」

彼はコートを脱いであたしを抱き抱えた。

「どこいくの…?」

「ベッドだよ」

ベッド…。ベッドって…

ベッドの前につくと、あたしを押し倒した。
雪斗はあたしの上にいる。

「なんでさっきから口聞いてくれないんだ?」

「…ごめ…んなさい…」

「あやまるな。」

彼があたしの首に手を優しくおいた。


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