チ イ サ ナ ヒ ト ツ ブ【思集 2】
対の詩
対の詩
抱き合い
唇に触れ
この手の中で
全てを熱くした後
冷たいお前の中に
浸かりながら
目を閉じた顔を
見下ろすその前に
隣合いながら
体温を感じ
欲求を抱えたまま
互いに対の詩を
胸にだけ描くんだ
胸に刻んだ想い詩
それを言葉になんて
したりしない
しなくていい
ただ身体に留めたまま
吐息で伝え合い
汗が混ざり合う様に
唾液が行き来する様に
想いと詩が交差しながら
果てるまで 枯れるまで
詩い続けるんだ
内で重なり一つになる
白と黒の対の詩
笑夜
抱き合い
唇に触れ
この手の中で
全てを熱くした後
冷たいお前の中に
浸かりながら
目を閉じた顔を
見下ろすその前に
隣合いながら
体温を感じ
欲求を抱えたまま
互いに対の詩を
胸にだけ描くんだ
胸に刻んだ想い詩
それを言葉になんて
したりしない
しなくていい
ただ身体に留めたまま
吐息で伝え合い
汗が混ざり合う様に
唾液が行き来する様に
想いと詩が交差しながら
果てるまで 枯れるまで
詩い続けるんだ
内で重なり一つになる
白と黒の対の詩
笑夜