俺様系彼氏


まゆは私のすぐ前に来て、私の頬を触った。


「これが、涼くんが愛したお顔?ありえないわ。もっとステキにしてあげる」

まゆは私の右頬を手で包み、左頬に人差し指の爪を立てた。


「あなたの顔も、おしまいよ」



どんどん私の頬に爪が食い込んでいく。

そしてそのままさらに力を入れて下へ下ろしていった。



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