俺様系彼氏
4.お姉ちゃん
私はおとなしく入った。
だって…話したい事あるし。
「俺の部屋、入ってて」
「あっ…うん…」
涼はキッチンへ行ったようだ。
「涼の部屋…キレイ…。あたしの部屋よりキレイだし…」
あまりにもキレイで呟いてしまった。
涼の部屋は、シンプルでベッドと何ものってない机、パソコンしかなかった。
「そう?そんなにキレイ?萌奈に言われるとかなり嬉しいんだけど」
涼は私の言葉を聞いていたらしい。
言い終わった時、かなり照れていた。