俺様系彼氏


私の頬には涙が流れていた。


気付くと、ケンとタクヤが黒板を消してくれている。


「大丈夫か?」


ケンは私に言った。

でも…言って欲しくなかった。

だって…女の子達がみんな見ていたから。


「あー…ごめん…」


私はコクリと頷く。


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