胸が苦しくなるほど君を想った…

「あのね…」

にこにこの紫苑…

「うん?…」

「トイレいこっ」

ん?

…トイレかいっ


「わ…わかった。」

あたしは席を立って

紫苑とトイレにいった。

そこで紫苑と

恋バナになった。


「瑞希は新田くんが
気になってんでしょ?」

「うん♪」

「新田かっこいいもんね♪」

「だよね♪
王子様のコスプレとか
似合いそうだよね♪」


「あぁ~わかるかも。
そんな感じするもんね。」


「んでんで…
紫苑わ?」

すると紫苑は

ほやぁんと

ほっぺを赤らめて

恥ずかしそうに

言った。


「福永くん…」

「福永くん?だれ?
うちのクラスおらんど?」

「二組なんだ(*^‐^*)」

「ふぅ~ん♪
今度みにいこっ♪」

そうかぁ…

紫苑にも好きな人

いるんだぁ…

「…なんだ」

「ん?なんて?
ごめん。いま聞いてなかった…」

「初恋なんだ…」

…?

「初恋!?」

恥ずかしそうに

うつむく紫苑…

「…いままで
男子のことそゆふうに
みてなかったから…」

「ほぉ~…」

初恋かぁ…

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