胸が苦しくなるほど君を想った…
ーガラッ
「結菜ぁきたぞ(≧∇≦)」
あたしは
ちょっと大きめの声で
結菜を呼んだ。
「おぉ瑞希!
どやんしたぁ?」
結菜は
にこにこ笑いながら
あたしのもとへ
やってきた。
「おひさ!」
「おひさ♪」
「んで?なんしたつ?」
「おぉそやった!!」
「うん♪」
「福永くんて人どんひと?」
「福永くん?
あぁ!!あんひとね!
あそこにおるばい!」
結菜の指差す方をみる。
そこには
男子と楽しそうに
話している
集団がいた。
「どんひと?」
「三弥の右隣のひと!」
あぁ…あの人か…
「…え?」
「ん?」
「あの人…匠に似てない?」
「だよね♪あたしも
しゃんおもった♪」
「…わかった
んならまたね!」
「はいよ~」
こうして
あたしは教室に戻った。
…福永君
匠ににてたなぁ…
ー匠って言うのは
あたしが
中学三年の時に
付き合った
初めての彼氏。
福永くんは
匠に似ていたから
少し驚いた…