「「キミに…」」 (梓&由浩)




かわぃぃな。

何でだろ久しぶりに会ったからかな。


高校のときはそんなの

あんまり思わなかったのに。


何だか大人に見えるし。

変わったなぁ……。









「好きだよ。

梓の事」



「なっ///

ってかヒロ性格変わりすぎッッ///」



「嫌?」


「……嫌、じゃなぃ…」



やっぱりかわぃぃ。



「本当、ヒロ性格変わりすぎ…」

「会えなかった分素直になってみた」

「何それ(笑)」

「笑うな」

「ぶー、ごめんなひゃぃー!!」



こんなふうに

梓と話して
梓と笑ってるのが

酷く久しぶりに思えた。





「んっ!!」

梓が何かを思い出した様な顔をした。


「?」


「じゃぁあたしも素直になろ

ヒロ好きよ」


「ぅわ(笑)」

「酷い///」




梓が

会えなかった分俺に笑顔を見せてくれる。



梓は強がりだから、

俺関係の事では涙は見せない。



今じゃぁ無理だけど、

大きな休みができたら

ずっと梓が笑ってられるような

いい彼氏になりたいと思った。





ぐぅ〜〜〜〜



「「……。」」



「ヒロ、ご飯は…??」

「食ってない。」



「食べなさーい!!

今日10割でもそんな調子続かないんだから

それに1年長いんだから!!」


「わかってる。

オカンか(笑)」


「ヒ〜ロ〜(゚言゚」

「スミマセン(笑)」






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