-sad and painful-
「どうしたんですか?」
「いやあ、新情報。」
楢崎さん、超ドヤ顔。
「貴のことは、もういいですよ。」
諦めたしな。
「まあ、話聞けって。
ここじゃなんだしなぁー」
そう言いながら、連れていかれた場所。
公園
毎度おなじみの場所です。
ブランコに腰を掛けて口を開く。
「で、新情報って?」
「あー、昨日君が帰ったあとにさあ、家に電話かかってきてさ、
それが貴の声だった。」
「は?」
目を見開いた。